レザーはサステナブルです。

最近はサステナビリティへの注目により、多くの代替素材が市場に出回るようになりました。

それと同時に、世界各地で大量生産型の規制を満たさない革製品が生産されるようになり、レザー製品全般の印象を下げる要因となりました。
本来のイメージを取り戻すため、レザー製品において問われるべきは素材そのものではなく製品が作られる工程です。

ほとんどの人が知らないかもしれませんが、
実はイタリアのレザーはサスティナブルな素材です。

 

食肉産業の副産物として生まれたイタリアのレザー産業は、安全性、品質、消費者に対する責任、トレーサビリティ、動物福祉などの観点から厳しい規則が設けられており、透明性のある持続可能なアプローチとして世界でも有数の存在となっています。

なめし革製造業で重要な位置を占める団体のUNICによると、イタリアのなめし革製造部門では過去18年間、なめし革廃棄物の浄化において目覚ましい成果を上げています。
業界では循環型経済の例として具体的な数値を示しており、廃棄物の74.4％が同じ工程で再利用可能ということが分かっています。

 

動物の皮を使用しないで作られるヴィーガンレザーはほとんどの場合PU（ポリウレタン）やPVC（ポリ塩化ビニル）が使われており、通常ワンシーズンしか持ちません。そんなフェイクレザーとは異なり、本革製品はプラスチックフリーかつ耐久性に優れ、

オーガニックであることが特徴です。

 

Made in Italyを選ぶことが、環境への負担削減とサプライチェーンに関わる人々への敬意を示すことにつながるのです。